障害者施設等入院基本料(7対1・10対1・13対1・15対1)を算定する病棟について、患者の医療区分(重度意識障害・脳卒中後遺症等・慢性腎不全)を期間ごとに登録できる入力画面を追加します。登録内容に応じて、該当する入院基本料(注6・注13・注14)と、それに対応する入院物価対応料を自動算定します。
入力画面は以下の3つの入院料で共通です。
入院料 | 入力画面 | 入院料の自動算定 |
|---|---|---|
障害者施設等入院基本料(7対1/10対1/13対1/15対1) | ○ | ○ |
特殊疾患病棟入院料 | ○ | ×(対応時期未定) |
特殊疾患入院医療管理料 | ○ | ×(対応時期未定) |
障害者施設等入院基本料の医療区分の登録および自動算定には設定が必要です。設定をご希望される医療機関さまは、ヘンリーサポートまで問合せください。
以下の場合は、本画面からの登録は不要です。従来どおり通常の入院基本料が算定されます。
医療区分に該当しない患者
注6_重度意識障害の医療区分3
注13_重度除くの医療区分3
注14_慢性腎臓病で医療区分2以外
経過措置により医療区分3相当とみなされる患者
「入院情報を編集」>「入院料設定」に、「障害者施設入院料・特殊疾患入院料等医療区分」を追加します。患者の医療区分を、期間(開始日〜終了日)ごとに複数登録できます。
登録データが1件もない場合は「なし」と表示されます
一覧には、開始日・終了日・対象区分・医療区分を表示します
項目名 | 入力形式 | 初期値 | 備考 |
|---|---|---|---|
開始日 | 日付 | 当日日付 | - |
終了日 | 日付 | 未設定 | 空欄でも登録可能(継続中として扱われます) |
対象区分 | プルダウン | 「対象区分を選択」(未選択) | 3つの選択肢から択一 |
医療区分 | プルダウン | 選択できません(未選択) | • 対象区分を選択するまでは選択できません。 |
• 対象区分③を選択した場合は自動的に「2」が設定されます |
対象区分 | 医療区分 | 想定する患者像 |
|---|---|---|
① 脳卒中後遺症の重度意識障害 | 1・2 | 脳卒中の後遺症による重度の意識障害がある患者 |
② 脳卒中・脳卒中後遺症(廃用症候群含む) | 1・2 | ①に該当しない、脳卒中/脳卒中後遺症/廃用症候群の患者 |
③ 慢性腎不全 | 2 のみ | 人工腎臓・持続緩徐式血液濾過・血漿交換療法・腹膜灌流を行っている慢性腎臓病の患者 |
医療区分の登録・修正・削除は、いずれも「障害者施設入院料・特殊疾患入院料等医療区分」から行います。
「+」ボタンを押すと、入力フォームが開きます。
「開始日」「終了日」→「対象区分」→「医療区分」の順に入力します。
開始日の初期値は当日日付です。終了日は空欄のままでも登録でき、その場合は継続中として扱われます。
対象区分を選択するまで、医療区分は選択できません。
対象区分で「③慢性腎不全」を選択した場合、医療区分は自動的に「2」が設定されます(医療区分2しか存在しないため、選択操作は不要です)。
「作成」ボタンを押すと保存されます。
入力を取りやめる場合は「削除」ボタンを押すと、入力中のフォームが閉じます。
一覧から修正したい行をクリックすると、入力フォームが開きます。
開始日・終了日・対象区分・医療区分を修正します。
「保存」ボタンを押すと、修正内容が保存されます。
修正を取りやめる場合は「変更を破棄」ボタンを押すと、修正前の内容に戻ります。
「保存」「変更を破棄」は、何も修正していない状態では押せません(1か所でも修正すると押せるようになります)。
「作成」または「保存」を押したタイミングで、以下のチェックを行います。エラーとなった場合は保存されず、フォームは開いたままエラーメッセージが表示されますので、内容を修正して再度保存してください。
チェック内容 | エラーメッセージ |
|---|---|
開始日〜終了日が、他の登録済みデータと重なっていないか | |
※対象区分①②③の入院料は同時に算定できないため、対象区分が異なる場合も期間の重複はできません | 期間が重複するため、保存できません |
開始日が入院期間内か | |
※障害者病棟か否かは問いません | 入院期間外のため、保存できません |
一覧の該当行の「…」をクリックし、「削除」を選択します。
削除時に確認画面は表示されず、即時に削除されます(「削除しました」というメッセージが表示されます)。誤って削除した場合は、あらためて新規登録をお願いします。
障害者施設等入院基本料に入院している患者について、上記の入力画面から医療区分を登録した場合、対象区分・医療区分に応じた入院基本料(注6_重度意識障害/注13_重度除く/注14_慢性腎臓病)を自動算定します。
医療区分の自動算定対象は、登録した開始日〜終了日に該当する期間です
注6・注13・注14の点数を算定する日は、包括対象の診療行為や医薬品が入院基本料に包括されます
入院日数に応じた入院期間加算も、通常の障害者施設等入院基本料と同様に自動算定されます
入院日数が90日を超えた日以降は、特定入院基本料を自動算定します
ただし「特外として障害者施設等入院料を算定」が登録されている場合は、90日を超えても上記の入院料を継続して算定します
「入院情報を編集」>「入院料設定」>「特外として障害者施設等入院料を算定」
特外に該当するかどうかの判定は本画面では行いません。「特外として障害者施設等入院料を算定」の登録有無によって判断されます
月平均夜勤時間超過減算の医療区分は、本機能の対象外です(自動算定されません)
上記の医療区分(注6・注13・注14)に対応する入院物価対応料を自動算定します。
障害者施設等入院基本料の医療区分には未対応でした。