本ページでは、入院計算一覧の画面の見方と、画面内各エリアでできることを説明します。
入院定期請求・退院時請求の基本的な操作手順については、リリースノート「入院計算一覧から入院定期請求や退院時請求をまとめて行えるようになります」をご参照ください。
本機能は、以下の2つの条件を両方満たす医療機関でご利用いただけます。
ご利用中のLocalAppがバージョンアップされた「V2」であること
一括UKE生成機能が有効になっていること
条件を満たしているかご不明な場合は、お手数ですがサポートまでお問い合わせください。条件が整い次第、順次ご案内・切り替えを進めてまいります。
入院分は、請求確定をしなくても、コストカレンダーに入力されている内容がUKEに反映されるようになります
外来分は、これまでどおり会計の確定が必要です
保険別請求チェック一覧・レセプトプレビュー・EFファイル・経営ダッシュボードは、これまでどおり請求確定した時点の内容です
有効にする操作は、医療機関側ではできません。ご希望の場合はヘンリーサポートへお問い合わせください。切り替えの時期は、医事課の皆さまとご相談のうえ決めます
詳しくは「一括UKE生成機能を利用している場合の、入院分のUKE反映について知りたい」をご確認ください。
入院計算一覧は、表示メニュー、フィルター、計算一覧、アクションパネルという四つのエリアで構成されています。それぞれの見方とできることを順に説明します。
入院計算一覧は、表示メニュー、フィルター、計算一覧、アクションパネルという四つのエリアで構成されています。それぞれの見方とできることを順に説明します。
「入院計算」の下に5つのメニューがあります。それぞれ、よく行う業務に合わせた計算一覧が表示されます。表示メニューを選ぶだけで、都度フィルターを設定する手間なく目的の一覧を表示できます。
メニューのうち、「請求未作成」「請求作成済み」「請求作成後変更あり」は、請求ステータス(各コスカレの請求作成の進み具合)で絞り込んだものです。
請求ステータスの意味は「3. 中央の計算一覧」の「請求ステータスについて」をご参照ください。
表示メニュー | 表示対象 | 想定される場面 |
|---|---|---|
入院計算(見出し) | 絞り込みなしの一覧(診療年月のみ当月が初期表示) | 条件を気にせず入院計算全体を見たいとき、自由にフィルターして絞り込みたいとき |
請求未作成 | まだ請求が作成されていない計算 | 請求の作成漏れがないか確認したいとき |
退院時請求対象 | 当月の診療分のうち、本日退院・退院予定で、まだ領収していない計算 | 退院する患者の計算内容を確認したいとき、請求をまとめて作成したいとき |
定期請求対象 | 前月の診療分のうち、まだ退院しておらず、まだ領収していない計算 | 入院定期請求をまとめて作成したいとき |
請求作成済み | すでに請求が作成されている計算 | 作成済みの請求を確認したいときや請求書の一括再発行をしたいとき |
請求作成後変更あり | 一度請求を作成したあとに計算内容が変更された計算 | 変更ありのコストカレンダーを特定して、どのように計算内容を変更したか確認したいとき |
表示メニューで表示した一覧を、左下のフィルターでさらに絞り込めます。通常は次の項目が表示されます。
患者氏名・患者番号・タグによる検索
診療年月
病棟名
並び順(ソート順):初期状態は診療期間順(降順)です。ほかに、退院日順(降順)、患者名順(昇順)、患者番号順(昇順)、病棟病室・患者名順(昇順)、病棟病室・患者番号順(昇順)から選べます
「退院時請求対象」を選んでいるときだけは、退院日のフィルターも表示されます。退院日には初期値として当日の日付が入るので、必要に応じて変更してください。
一部の表示メニュー(入院計算(見出し)・退院時請求対象・請求作成済み)では、左下に詳細フィルターアイコンが表示され、上記以外の絞り込み条件がその中にまとめられています。必要に応じてアイコンを開いて条件を指定してください。
例えば、退院時請求対象メニューからさらに退院予定のみで絞りたいとき(退院済を除外したいとき)は詳細フィルターで設定してください。(詳細フィルターアイコンが表示されない表示メニューでは、これらの追加の絞り込みは行えません。)
フィルターした結果、対象となるコストカレンダー(以下、コスカレ)が一覧表示されます。
※テスト患者は除外されます
各行のチェックボックスで個別に選択できます。一番上のチェックボックスにチェックを入れると、表示中の一覧を全件選択できます。
各行には、患者氏名、診療期間、病棟名の順に情報が表示されます。さらに、請求ステータスを表すチップや、入院状況(退院済・退院予定など)が表示され、領収済み(一部入金も含む)の場合は「領収あり」も表示されます。
患者タグでフィルタした場合には、指定したタグが各行にも表示されます。
入院計算では、それぞれのコスカレが請求ステータス(請求作成の進み具合)を持っています。この請求ステータスは、右に出るアクションパネルの内訳表示だけでなく、各行のチップでも共通して使われています。表示される場所によって表記が少し異なりますが、指す状態は同じです。
各請求ステータスの意味と、請求作成時の動きを以下の表にまとめています。
行のチップ | 状態の意味 | 請求を作成すると |
|---|---|---|
未請求 | まだ請求を作成していない | 現在のコスカレの内容で請求が作成されます |
請求済 | すでに請求を作成している(患者に対して請求済という意味ではありません) | 指定した請求日で請求が再作成されます(二重に請求が作成されることはありません)。このあとに続く請求書印刷の対象になります |
請求後変更(アクションパネルでは「変更あり」と表示)※ | 請求を作成したあとにコスカレの計算内容が変更されている | 最新のコスカレの内容で請求が再作成され、前に作成された請求は破棄されます |
※ 保険・公費・入院保険組合せ・限度額認定証を追加・変更・削除した場合も、「請求作成後変更あり」として表示されます。詳細は「6. まとめて請求を作成する際の注意点」をご確認ください。
各行右端の三点リーダー(⋯)から、次の操作ができます。
会計内容を確認:コスカレを直接開きます
患者を開く:その患者の基本情報を開きます
編集をロック:コスカレに個別にロックをかけます
一覧で対象を選択すると、右側のアクションパネルに、選択している対象の請求ステータス別の件数が内訳表示されます。このパネルから、選択した対象に対して次の操作ができます。
表示されるステータスの意味と、請求を作成したときの動きは、「3. 中央のリスト」の「請求ステータスについて」をご参照ください。実行前に、ここで件数の内訳を確認してから請求を作成してください。
請求日の編集:請求作成後に印刷される請求書の「発行年月日」に印字されます(個別の患者請求画面に表示される請求日は、請求を作成した実際の日が記録されます)
印刷設定:請求作成時の印刷の有無や印刷する書類を設定できます。控えの印刷は病院ごとの印刷設定に従います。なお、実際に帳票を印刷するには医療機関側で「印刷ルール」の事前設定が必要です。詳細は「6. まとめて請求を作成する際の注意点」の「一括印刷には「印刷ルール」の事前設定が必要です」をご参照ください
請求を作成:選択したコスカレの請求をまとめて作成します。続けて、指定した請求書などの書類を印刷します
編集をロック:選択したコスカレに編集ロックをかけられます
ロック解除:ロックされたコスカレに対してロック解除します
編集をロック・ロック解除は、患者個別のコスカレで行える「カレンダー編集をロック」「カレンダー編集のロックを解除」と同じ操作です
右側のアクションパネルで「請求を作成」を押すと、「○件の請求を作成・印刷します」という確認メッセージが表示されます。内容を確認し、メッセージ内の 「実行」 を押すと請求作成が始まります。
請求作成が始まると、「請求を作成しています」のウィンドウが表示されます。件数によっては時間がかかる場合があります。
処理が一定程度進むと、書類の印刷が始まります。
処理中のポップアップが表示されている間は、同じ画面で他の操作はできません。ただし、別タブでHenryを操作したり、誤ってタブやウィンドウを閉じてしまっても、処理自体は継続されます。
処理中に、別の画面や他のユーザーが同じ患者の計算内容を変更したり請求を作成したりすると、進捗のタイミングによって、その変更が今回の一括請求作成に反映されない場合があります。一括請求作成の処理中は、対象のコスカレを編集したり請求を作成したりしないことを推奨します。(編集ロックする、定期請求のタイミングは他スタッフは触らない、などの運用を推奨します)
処理が完了すると、「入院請求の作成が完了しました」と表示され、成功・失敗の件数が表示されます。
成功:請求が作成された件数です
失敗:請求が作成できなかった件数です。失敗があった場合は、対象の患者番号・患者氏名が表示されますので、内容を確認して対応してください
請求を作成したあとに、保険・公費・限度額・入院保険組合せを追加・変更・削除した場合も、「請求作成後変更あり」として一覧に表示されます。
限度額認定証変更に伴い食事療養標準負担額が変更になる場合
既にコスカレ上で算定されている標準負担額は、請求作成のみでは更新されません。コスカレ上で再取込を行い標準負担額を更新する必要がありますのでご注意ください。
「請求作成後変更あり」と表示された計算は、必要に応じて内容を確認したうえで、再度請求を作成してください。一括請求作成を実行すると、最新の保険情報にもとづいて請求が作り直されます。
一括作成の対象に、保険情報の不備などでエラーとなるものが含まれるため請求作成に失敗しても、それ以外の対象の請求作成は続行されます。エラーとなった対象は内容を確認・修正のうえ、改めて請求を作成してください。
領収が完了している入院計算を選択対象に含めると、「領収済みの入院計算が含まれているため、請求作成できません」と警告が表示され、請求作成を実行できません。領収済みの対象の選択を外してから請求を作成してください。領収を取り消して請求を作り直したい場合は、個別の患者画面から行ってください。
入院計算一覧から請求作成とあわせて帳票を印刷するには、あらかじめ医療機関側で「印刷ルール」(印刷先プリンタなどの設定)が登録されている必要があります。対象の帳票(入院会計請求書・入院会計領収書・入院会計明細書)に印刷ルールが登録されていないと、「印刷設定」で印刷対象にしていても実際には印刷されません。
Henry画面の設定>施設>印刷ルール より、会計関連の印刷物それぞれについてプリンタを設定してください。印刷物によってプリンタを分けたい場合は、プリンタごとに印刷ルールを分けて設定してください。
プリンタ一覧に使用したいプリンタが表示されない場合、印刷機能についてをご参照いただき設定してください。
会計関連印刷物
入院会計請求書
入院会計領収書
入院会計明細書
外来会計請求書兼領収書
外来会計明細書
郵送先用紙
印刷ルールの設定状況がご不明な場合や、実行しても印刷されない場合は、サポートまでお問い合わせください。
患者番号(患者名、タグも同様)や病棟の絞り込みは1つずつの指定となります。患者や病棟ごとに順に請求を作成していただくか、病棟を指定せず(全病棟まとめて)一括で作成していただくかのいずれかになります。
一番上のチェックボックスで全件選択すると、画面に表示しきれず「さらに表示」に隠れている分も含めて絞り込み条件に合致している計算が選択対象になります。右側のアクションパネルで件数を確認できます。
二重には作成されません。「請求済」の計算(コスカレ)は、一括請求作成時に指定した請求日に更新されて作り直されます。
中断されません。処理中にタブを閉じたりウィンドウごと閉じたりしても、別タブでHenryを操作しても、請求作成の処理自体は継続されます。ただし、処理中に対象のコスカレを編集したり請求を作成したりすることは控えてください。
作成する件数によっては、100件につき10分ほど(目安)時間がかかる場合があります。処理中はウィンドウが出て処理中であることが表示されますが、別タブを開きHenryの他の業務を進めていただくことは問題ありません。