電子処方箋の発行意向を患者さんに確認する方法は、オンライン資格確認端末の「発行形態選択タイミング」設定で決まります(設定方法は準備ページ参照)。
受付や問診、診察中の口頭での確認
顔認証端末での各同意事項の確認時
発行形態選択タイミング | 患者への発行確認方法 | 推奨 |
|---|---|---|
[資格確認時以外で確認する] | 受付・問診・診察中の口頭確認 | ◎ 推奨 |
[資格確認時に確認する] | 顔認証端末の同意事項確認時 | △ 非推奨 |
弊社では、[資格確認時以外で確認する]受付・問診・診察中の口頭確認 を推奨しており、本ページでもこの前提に沿って説明しております。
院内の電子処方箋運用に際して、事前にご確認ください
「発行形態選択タイミング」を[資格確認時に確認する]にすると、患者さんが顔認証端末で電子処方箋の発行を選択(同意)でき、その選択はカルテ上の設定を上書きします。
HPKIセカンド証明書を持たない医師の診察では、カルテ保存時に先へ進めなくなるため、弊社は[資格確認時以外で確認する]を強く推奨します。
「発行形態選択タイミング」を[資格確認時に確認する]にすると、患者さんが顔認証端末で電子処方箋の発行を選択(同意)でき、その選択はカルテ上の設定を上書きします。
HPKIセカンド証明書を持たない医師の診察では、カルテ保存時に先へ進めなくなるため、弊社は[資格確認時以外で確認する]を強く推奨します。
[資格確認時に確認する]設定で想定される影響:
患者さんが顔認証端末で全て同意すると、Henry上では電子処方箋の扱いとなります
HPKIセカンド認証を行える医師以外でも意図せず認証画面が立ち上がることがあります
電子処方箋を希望した患者さんには、医師本人以外による処方オーダーの代行入力等ができなくなります
手動で紙の処方箋に切り替えることは可能ですが、再来院時に顔認証端末で発行を選択(同意)すると、再度、電子処方箋の扱いとなります。
外来カルテに院外処方オーダーがあると、画面右端のアクションパネルに発行形態のメニューが表示されます。発行形態は次の3つから選択します。
発行形態 | 患者さんに渡すもの | 管理サービスへの 処方情報登録 | HPKI認証 |
|---|---|---|---|
電子処方箋 | 「処方内容控え」を印刷して渡す(紙の処方箋は交付しない) | する | 必要 |
紙処方箋(引換番号有り) | 紙の処方箋(引換番号が印字される) | する | 不要 |
紙処方箋(引換番号無し) | 紙の処方箋のみ | しない | 不要 |
メニューには現在の発行形態が「電子処方箋」「紙(番号有)」「紙(番号無)」と表示されます。発行形態を選択していない患者さんは「紙(番号有)」になります。
選択した発行形態は、カルテの保存時に確定します。
【概要】
診察時等に電子処方箋の発行意向を確認して、処方オーダーに対してアクションパネルから発行形態を選択する
カルテを保存すると処方情報が電子処方箋管理サービスへ登録される(未認証の場合はHPKI認証画面へ遷移)
発行形態に応じて「処方内容控え」または紙の処方箋を印刷して患者さんに渡す
診察時等に電子処方箋の発行意向を確認できたら、処方オーダーを作成後、アクションパネルの発行形態メニューから該当の発行形態を選択します。
発行形態が「電子処方箋」または「紙処方箋(引換番号有り)」の場合、カルテを保存すると処方情報が電子処方箋管理サービスへ登録されます。
カルテに記録とオーダーを入力し、「送信」をクリックします。送信済みのカルテを修正した場合は「変更を保存」をクリックします。
「処方情報を登録しています」と表示されるので、完了まで待ちます。
完了すると「電子処方箋を発行しました」(電子処方箋の場合)または「処方情報を登録しました」(紙処方箋(引換番号有り)の場合)と表示されます。
登録の成否がその場で確認できるようになりました。登録に失敗した場合は「処方情報を登録できませんでした」と表示されます。「リトライ」で再実行するか、「紙(引換番号無し)に切り替える」をクリックして紙の処方箋で発行します。
登録中に「キャンセル」をクリックすると、登録を取りやめて「紙処方箋(引換番号無し)」に切り替わります。
処方情報の登録には、医師のHPKI認証が必要です。
発行形態が「電子処方箋」の場合は、認証の画面に移動します。
この認証プラットフォームで必要なIDとパスワードは、HPKIセカンド証明書を取得した際に送付される書類をご参照ください。表示される画面の指示に従い、表示されているQRコードを、HPKIセカンド証明書を紐づけているスマートフォンで読み込み、生体認証を行います。正しく認証を終えると、自動的にHenryの画面に戻ります。
お使いのブラウザの設定によっては画面遷移時にアラートが表示されますが、[このページを離れる]を選択してください。
この認証は1日間の有効期限があり、一度行うとそのアカウントではその日は認証を行う必要がありません。
発行形態によって、印刷して患者さんに渡す帳票が変わります。
電子処方箋:紙の処方箋の代わりに「処方内容控え」を印刷して渡します。
紙処方箋(引換番号有り):院外処方箋の左上に「電子処方箋対応」と引換番号が印字されます。引換番号の右隣には「(患者番号)」が併記されます。マイナポータルをご利用でない患者さんも、この引換番号を薬局にお伝えいただくことで調剤を受けられます。
「電子処方箋対応」と引換番号の印字対象は院外処方箋のみです。
操作手順
1.外来診療録の横の三点リーダーをクリックし、「処方箋を印刷」(処方内容控えがある場合は「処方内容控えを印刷」)をクリックします。
2.「処方箋を印刷」の画面で「印刷物を選択」から印刷する帳票を選び、「印刷」をクリックします。
3.処方内容控えは、別のタブでPDFとして開きます。
処方内容控えの取得中は「処方内容控えを取得しています」と表示されます。完了まで待つか、「紙のまま印刷する」をクリックして院外処方箋を印刷します。「処方内容控えを表示できませんでした」と表示された場合は、「控えを表示」をクリックして開き直します。
会計を確定するときの帳票の出力は「外来会計」を参照してください。
発行形態が「電子処方箋」の患者さんでは、会計からの印刷で紙の院外処方箋は出力されません。
登録した処方情報の履歴を、患者ごとに確認できます。
1.患者を選び、患者画面右上の「オンライン資格確認」から「処方情報の登録履歴」を選択します。資格確認の操作は「資格確認」を参照してください。
2.「処方情報の登録履歴」の一覧が、新しい順に表示されます。各行には、「電子処方箋を発行」または「処方情報を登録」の区分、登録した医師(記録がある場合)、日時、処方内容(薬剤名)が表示されます。
3.無効になった処方情報には「取消済み」または「再登録により無効」と表示されます。続きを見るには「さらに表示」をクリックします。
4. 行をクリックすると「処方内容の詳細」が表示され、発行日時、引換番号、保険組み合わせ、処方内容を確認できます。一覧へ戻るには「一覧に戻る」をクリックします。
電子処方箋として発行した処方情報は、履歴から処方内容控えを印刷し直せます。
「処方内容の詳細」の右上のメニューから「処方内容控えの印刷」を選択します。処方内容控えは、別のタブでPDFとして開きます。
取消済みの処方情報の控えは印刷できません。
登録が完了した処方情報は、履歴から1件ずつ取り消せます。
取り消したい処方情報の「処方内容の詳細」を開きます。
右上のメニューから「取消」を選択します。取消できるのは、登録が完了していて、まだ取り消していない処方情報だけです。
「電子処方箋を取り消しますか?」で発行日時・引換番号・患者名を確認し、「取消リクエスト」をクリックします。
「電子処方箋を取り消しています。完了までしばらくお待ちください。」と表示されるので、完了まで待ちます。
完了すると「取消が完了しました。」と表示されます。失敗した場合は「取消に失敗しました。」とエラーの内容が表示されます。
取消は電子処方箋管理サービスへ送信され、薬局側の処理にも影響します。取り消した処方箋は無効になります。取消の対象は選択した1件だけで、同じ診察の他の処方には影響しません。
発行形態を選ばなかった場合はどうなりますか?
発行形態を選択していない患者さんは「紙処方箋(引換番号有り)」として扱われます。紙の処方箋を交付しつつ、処方情報は電子処方箋管理サービスへ登録され、処方箋に引換番号が印字されます。
「電子処方箋」を選んだのに「紙処方箋(引換番号無し)に切り替わりました」と表示されました
電子処方箋管理サービスへ登録できない処方が含まれている場合、自動的に「紙処方箋(引換番号無し)」へ切り替わります。紙の処方箋を印刷して患者さんにお渡しください。
処方情報の登録に失敗しました
「処方情報を登録できませんでした」と表示された場合は「リトライ」で再実行してください。復旧しない場合は「紙(引換番号無し)に切り替える」を選び、紙の処方箋で交付してください。
他のアカウントで処方内容を変更できますか?
HPKIセカンド証明書を用いた認証を行える医師のアカウントでのみ変更が可能です。
電子処方箋を発行した時に「発行内容(控え)」があると聞きましたが、Henryからは出力できますか?
発行形態が「電子処方箋」の場合、「処方内容控え」を印刷して患者さんにお渡しください(→ 処方箋・処方内容控えの印刷)。過去に発行した分も「処方情報の登録履歴」から印刷し直せます。
なお、患者さんは薬局でマイナ保険証を使えば、控えがなくても処方薬を受け取ることが可能です。
電子処方箋を発行した場合、紙の処方箋は渡す必要がありますか?
発行形態が「電子処方箋」の場合、紙の院外処方箋は会計からの印刷では出力されません。代わりに「処方内容控え」を印刷してお渡しください。
紙の処方箋も渡したい場合は、発行形態を「紙処方箋(引換番号有り)」に変更してください。処方情報は電子処方箋管理サービスへ登録されたまま、紙の処方箋に引換番号が印字されます。
電子処方箋の発行をしたが内容を取り下げたい/変更したい
「処方情報の登録履歴」から1件ずつ取り消せるようになりました(→ 電子処方箋の取消)。
処方内容を変更する場合は、発行形態を選択している限り、変更内容が都度電子処方箋管理サービスに反映されます。再登録された場合、以前の処方情報には「再登録により無効」と表示されます。
電子処方箋から紙の処方箋に切り替えたい
アクションパネルの発行形態メニューから「紙処方箋(引換番号有り)」または「紙処方箋(引換番号無し)」を選択してください。この時必ず「変更を保存」または「送信」を行ってください。
引換番号はどこで確認できますか?
「紙処方箋(引換番号有り)」では院外処方箋の左上に印字されます。「電子処方箋」では処方内容控えに記載されます。いずれの発行形態でも「処方情報の登録履歴」の「処方内容の詳細」から確認できます。
電子処方箋に切り替えていないのに、カルテ保存時にHPKI認証画面が表示された
オンライン資格確認端末が[資格確認時に確認する]設定の場合、患者さんが顔認証端末で電子処方箋の発行を選択(同意)すると、Henry上で電子処方箋の扱いとなります。
HPKIセカンド証明書をお持ちでない場合は、患者さんに紙の処方箋になる旨を伝え、認証画面からHenryの画面に戻り、アクションパネルの発行形態メニューから「紙処方箋(引換番号無し)」を選択して保存してください。
恒久対応としてはオンライン資格確認端末の設定変更(→ 準備ページ)を推奨します。
前回紙の処方箋に切り替えたのに、再来院時にまた電子処方箋に切り替わっている
診療録保存時の状態に対して、顔認証端末での患者さんの選択が優先(上書き)されます。来院のたびに顔認証端末で発行を選択(同意)すると、その都度電子処方箋に切り替わります。
恒久対応としてはオンライン資格確認端末の設定変更(→ 準備ページ)を推奨します。
自院のオンライン資格確認端末がどちらの設定になっているか確認したい
オンライン資格確認等システムの[環境設定情報更新]画面でのみ確認できます(Henry上では確認できません)。確認手順はヘルプページよりご確認ください。