飛行機のブラックボックスや自動車のドライブレコーダーに似たような仕組みで、Henry を使っている間に起きたことを記録し、バグなどのトラブルが発生した際にその記録を見ることで調査をしやすくするものです。
Henry レコーダーをお使いいただくことで次のことが実現でき、お客様が直面した問題に対してよりスムーズで正確なサポートを提供する事が可能になります。
お客様の Henry の画面が「常時録画」されます。
画面の状態や、マウスの動きやキーボード入力といった操作、表面的には見えないサーバーとの通信内容やシステムログがすべて記録されます。
お客様が任意のタイミングで録画をダウンロードできます。
トラブルが発生したらボタンを押すと、その時点から遡って、直前30分程度の録画をダウンロードすることが可能です。
Henry のカスタマーサポートが録画を再生することができます。
ダウンロードした録画を Henry のカスタマーサポートに共有していただくと、お客様がどのような操作をしていたかやシステムがどう動いていたのかを正確に把握することができます。
Henry レコーダーはプロダクト本体とは別に Google Chrome 拡張機能と Microsoft Edge アドオンとして提供されているため、まずお使いのブラウザで以下のページにアクセスし、Henry レコーダーをインストールして下さい。
Google Chrome をお使いの方
Microsoft Edge をお使いの方
インストールが完了したら、ブラウザの左側のパズルの形をしたボタンを押していただくと「Henry レコーダー」という項目が表示されていることを確認して、押しピンのボタンまたは眼の形をしたボタンを押しましょう。
Google Chrome の画面
Microsoft Edge の画面
パズルの形をしたボタンの隣にヘンリーのロゴが表示されるようになったら準備完了です。
準備が完了したら後は、Henry を普段通りお使いになるだけで大丈夫です。録画は自動で開始します。
注: Henry レコーダーをインストールする前から Henry の画面を開いていた場合は、画面を一度リロードしていただく必要がございます。
バグや何かトラブルが起きた際は、レコーダーボタンから以下のようなポップアップを開き、「ログをダウンロード」を押して下さい。
ダウンロードできる録画がある場合は、以下のようなファイルがダウンロードされます。
このファイルをそのまま Henry のカスタマーサポートに共有して下さい。
Henry レコーダーからダウンロードできるファイルには個人情報が含まれますので、慎重に取り扱い、絶対に不特定多数に公開しないようにして下さい。
Henry 以外のタブは録画されない安全な仕組みになっています。
Google Chrome が標準搭載しているセキュリティ機構を活用することで、henry-app.jp 以外の URL では Extension が動作しないことが保証されています。
いかなるサーバーとも通信をしない仕組みで、高いセキュリティを実現しています。
録画からファイルの生成まで、すべての処理がお客様の PC 上で行われます。
お客様自身がファイルをチャット等で共有してもらう以外、データが外部に送信されることはありません。
アカウント切替時に録画をリセットするため、必要最低限の録画内容だけがダウンロードされます。
ご自身のアカウント以外での録画がダウンロードできてしまう心配はありません。
共有端末でアカウント切り替えするような運用でも安心してご利用いただけます。
軽量に動く技術を使っているため、業務に支障なく普段からお使いいただけます。
常時録画がされている状態でも、Henry や PC が遅くなるといったことは起きません。
お客様から共有頂いたファイルは社内の個人情報管理規則に則り、慎重に取り扱いさせていただきます。