院外検査を会計に取り込んだ際に、従来は会計側でも検査会社のマスタ名の通りに表示されていました。そのため、会計操作時には診療報酬上の算定名称を確認したいものの、それとは異なるため医事課が分かりづらい問題がありました。
リニューアル後では、カルテ側には臨床側が分かりやすい検査項目の名称を残したまま、会計側では医事課が判別しやすい厚労省マスタ通りに表記されます。
なお領収書は従前の通り、厚労省マスタ名称で出力されます。
これまで「末梢血液一般」および「尿一般」に該当する複数の検査項目をオーダーした際、一部の検査会社と連携している医療機関においては全ての項目が会計画面に表示されたうえで「末梢血液一般」×1、「尿一般」×1のコストが算定されていました。
リニューアル後は、当該の検査コストはひとつにまとまることで、会計時の操作が楽になります。
「尿一般」「末梢血液一般」の検査項目がひとつにまとまり、且つ厚労省マスタ名称として会計画面に表示されます。
オーダー側での表示や、点数計算、レセプト上の表示は従来と変更ありません。