院外処方時の内服薬種類数のカウントについて、一般名処方かつ後発医薬品が存在する医薬品は薬価を「最低薬価」で計算し、205円を超えているか判断する必要があります。
しかし従来は、最低薬価や院外処方の点数表示がなく、205円超の有無を検算しづらい状況でした。
今回のリリースにより、外来会計画面で以下の情報が表示されるようになり、内服薬の種類数カウントに必要な確認が容易になります。
一般名処方かつ後発医薬品のある医薬品 → 最低薬価を表示
院外処方 → 点数を表示
以下のように表示していました。
院外処方:「外」ラベルと「0点」表示
薬価:すべて医薬品の薬価を表示
外来会計イメージ
外来会計イメージ
以下のように表示します。
最低薬価を表示します。内服薬の種類数の確認に活用可能です。
※以下のすべてを満たす場合に表示されます:
院外処方である
診療区分21(内服薬)である
一般名処方かつ後発医薬品が存在する
上記を満たさない場合は、従来通り医薬品の薬価を表示します。
一般名処方「変更不可」で処方されている場合は医薬品の薬価を表示します。
「低」ラベルがある内服薬 → 最低薬価を表示
「低」ラベルがない内服薬 → 医薬品の薬価を表示
院外処方の場合、点数が表示されるようになります。
処方箋料の計算仕様に変更はありません。
院外処方の点数は画面上にのみ表示され、総点数には含まれません。
外来リニューアル【前】の会計:変更なし
外来リニューアル【後】の会計:新仕様で表示
提出用:院外処方は出力されません(従来通り)
点検用:0点で出力されます(外来リニューアル後、従来通り)