本リリースで解決する問題
医師が行った指導料、看護師が医師の指示のもと実施した処置行為、薬剤師等が行った薬剤指導など、医師・スタッフが実施した診療行為は記録タブ・データタブの記載にとどまり、それらの記録から医事課が目視で算定すべき情報を拾う必要があったため、請求漏れのリスクがありました
本リリースにより、実施した診療行為や算定可能な項目を医事課以外のスタッフでも会計依頼から入力できるようになり、入力結果が会計にコストが反映されるため、算定可能な診療行為の見落としを防ぎ、収益機会の損失を抑制します
※本機能は「実施したコストの記録」が目的であり、オーダー(指示機能)としての利用は推奨しておりません。会計依頼の入力と併せて、指示記録の記載をお願いします。
医師・スタッフが実施した診療行為を直接コストとして登録できず、様々な記録から医事課が読み取って手入力していました
そのため見落としによる請求漏れのリスクが高い状態でした
入院で実施した処置、医学管理料などを会計依頼にて入力
会計依頼では下記診療識別の診療行為が入力可能
「診療行為/医薬品/特定器材/保険外診療/レセプトコメント」を入力
必要に応じて補足欄で情報を追記
作成した会計依頼は翌日早朝に入院会計(コストカレンダー)へ自動連携
「会計依頼 > 診療識別番号」の粒度でフィルタリングが可能
過去に実施した診療行為が時系列で直感的に確認しやすくなります
「会計依頼 > 診療識別番号」の粒度でフィルタリングが可能
設定画面 > セット > オーダー内の「会計依頼」にてセット作成・編集が可能
医師が記録タブ等で指示
※本機能は「実施したコストの記録」が目的であり、指示機能としての利用は推奨しておりません
指示を受けたスタッフが診療行為を実施
実施後にスタッフが会計依頼を作成
作成した会計依頼は、翌日早朝に入院会計(コストカレンダー)へ自動連携
例:酸素吸入
服薬指導管理
栄養管理指導
退院時リハビリテーション指導料
退院時訪問指導料
など
例:入院栄養指導量1(初回)
※頻繁に発生する医学管理料・処置・保険外診療は予め会計依頼セットを作成いただくことを推奨いたします
本機能は「実施したコストの記録」が目的であり、指示機能としては使用しません
本機能はオーダー(指示機能)ではないものの、既存のオーダー機能を転用して開発しているため、「依頼とタスク」上で未受諾・未承認などの表示がされます
「実施済み」または「実施がほぼ確定した」コストの記録・伝達を目的とするため、未来日付では作成できません
1日単位での記録であり、複数日にまたがる期間指定はできません
時間帯や実施時間が必要な項目は補足欄に記入してください
入院基本料・特定入院料は病棟設定で自動的にコスト連携されるため、会計依頼から入力する必要はありません