本資料は総務省・経済産業省の「AI事業者ガイドライン 第1.1版」における「AI提供者に求められる指針」および「共通の指針(安全性・公平性・透明性等)」を中心に対応状況を整理したものであり、株式会社ヘンリー(以下、当社)がAI提供者として実施しているAIガバナンスおよびリスク管理の考え方を説明するものです。なおAIモデルの自社学習・再学習に関する事項については、当社が該当しないため対象外としています。
本資料は以下の範囲を対象とします。
当社が提供するAIを活用した機能ならびにサービス
AIを活用した機能ならびにサービスの設計・提供・運用・改善プロセス
本資料は、当社のAI提供に関する公式な説明資料として作成したものであり、顧客からの求めに応じて提供されます。
AIは意思決定を代替するものではなく、人間の判断を支援する道具として位置づけています。少子高齢化が進む日本社会の持続性という社会課題の解決手段として、質を担保しながらも効率性も両立する新しい医療を実現するために活用します。
当社ではAIを活用した運用のご提案において、それが医療機関の経営や患者の健康に影響するリスクを有することを意識し、これを最小限に抑えるための方法を検討します。特に下記の事項について設計に反映させると同時に、ユーザへの説明を行います。
ユーザがAIに任せてはならない判断を任せないようにすること
ユーザが想定外の利用を行わないようにすること
正確性・必要な場合には、最新性(データが適切であること)等が担保されたデータの利⽤についてのユーザへの注意喚起
ユーザが個⼈情報を⼊⼒する際の留意点
データの公平性の担保および参照する情報、連携する外部サービス等のバイアスの考慮
当社は提供するAIを活用した機能ならびにサービスについて、次の事柄についてアクセスしやすい形でユーザに情報を提供するため、資料を作成しユーザに提供します:
AIを利用しているという事実、ならびに活用している範囲
AIを活用した機能について、その適切な使用方法ないし技術的特性
AIを活用した機能について、その利⽤によりもたらす結果より⽣じる可能性のある予⾒可能なリスク及びその緩和策等の安全性に関する情報
AI システム・サービスの学習等による出⼒⼜はプログラムの変化の可能性
AI システムの更新を⾏った場合更新内容及びその理由の情報
AIモデルは国内法がおよぶサーバにて稼働させるとともに、学習を行わない設定とします。ユーザが入力したプロンプトをアクセスログに含める場合、そのログは弊社従業員でも必要性のない場合には閲覧できない運用とします。
AIを活用した機能においても、プライバシー保護については プライバシーポリシー に準拠します。脆弱性対応もその他の機能と同様に扱います。また不具合の発生やその対応についても、その他の機能と同様にヘルプサイトやアプリ内チャットなどで周知します。
当社は、想定外の利用が行われないよう設計および注意喚起を行いますが、利用者が本資料および提供する説明に反してAIを利用した結果については、当社の管理が及ばない範囲が存在することを前提とします。当社がシステムの負荷監視やAI利用度合いからユーザが想定外の利用をしたと判断した場合、サービス利用規約に基づき対応します。
経営における責任体制を次のように定めます。
AI技術利用の全般に関する説明責任:VP of Technology(技術基盤部)
AI提供ならびに保守におけるリスク対策の実装について:VP of Technology(技術基盤部)
実装時におけるリスク対策の実装について:VP of Engineering(開発改革部)、VP of Sales(事業開発室)
サービス提供において重大な影響が生じうる事象が検知された場合、VP of Technologyを起点として関係部門と連携し、影響評価および顧客対応方針を決定します。