これまでは、自費請求を割引する際には割引率を指定する仕様でした。
しかし、決まった金額を割引したい場合や複数の税率が混在する場合等に割引率だと計算が難しいケースがありました。
本リリースにより、割引額を直接指定して入力することができ、割り引きたい金額から割引率を逆算する必要がなくなります。
本リリースは外来会計が対象となります。入院会計においては操作手順や画面表示に変更ありません。今後、外来会計と入院会計を同じような手順・画面で取り扱えるように改修予定です。
会計の精算画面「自由診療 割引率」欄で割引率を入力すると、割引前の税込金額から割り引きされていました。
請求書兼領収書には以下のように印字
請求ウィンドウの「割引」欄で割引金額を入力すると、割引前の税込金額から割り引きされます。
請求書兼領収書には以下のように印字されます。
A. 割引額を算出後に割引額の入力をお願いします
お手数をおかけしますが、割引率による割引額をお手元で算出いただき、割引欄に入力をお願いします。
※ 税率が異なる保険外項目を割引したい場合などにユーザーが意図した通りの計算結果を出すことが難しいことから、割合ではなく金額を入力する方式に変更しております。
A. 請求を削除して再度請求確定をやり直すか、会計画面の編集をして請求内容の更新をしてください
領収後は請求ウィンドウで割引欄の編集ができなくなります。割引額を変更したい場合は以下のいずれかの方法で変更してください。
※今後の開発で、領収後も割引額の編集が可能となるよう対応予定です。
① 請求を削除し、再度請求作成からやり直してください。請求ウィンドウで割引欄が編集できるようになります。(参考:請求の削除手順)
② 会計画面に戻り、保険組み合わせを自費→適用保険へ変更し「確定して請求」をしてください。請求内容の更新画面になり、再度割引額が編集できるようになります。
A. 「精算日の領収額」欄に割引後の金額が記載されます
「保険外診療の患者負担額」には割引前の金額が記載されますが、割引後の金額で領収しているため未収金額は0と記載されます。