柔軟な処方変更や中止を行えるよう、レシピは「目的」毎に1つのオーダーに分けて作成することを推奨いたします。
例)
入院注射の実施管理・処方監査には、以下の仕様があります。
オーダー内のいずれか1つのレシピに実施記録が行われると、そのオーダーに含まれるすべてのレシピがロックされ、編集・取り消しができません。
オーダー内のいずれか1つのレシピを編集・取り消すと、新しいオーダー番号が発行されます。その結果、3点認証で注射ラベルのバーコード認証ができなくなるため、ラベルの再発行が必要になります。
監査はオーダー単位で行われ、オーダーごとにロックがかかります。オーダーに含まれるレシピ数が多いほど、特定のレシピを編集する際にロック解除が必要な範囲が広がります。
このため、同じオーダーの中に複数の目的の薬が混在していると、特定の薬だけを個別に操作することが難しくなります。
オーダーを目的別に分けることで、臨床現場でよくある以下の操作がスムーズになります。
一部レシピのみ中止しやすい:一部のレシピだけを終了する際、他の薬剤への影響を最小限にできます。
切り替えが速い:上記の結果、特定の薬剤のみを最新の指示へ変更しやすくなります。
例)循環管理・輸液・抗生剤・ステロイドを投与している患者で、血液培養の結果を確認後に抗生剤を変更した場合
抗菌薬だけを変更しても、オーダー全体が「修正」扱いになります。 そのため、変更していない循環作動薬や輸液、ステロイドについてもラベルの再発行が必要になります。
オーダー内に1つでも実施記録がついていると、まだ実施していない薬剤があっても、オーダー全体が確定扱いとなり、実施記録がついていない薬剤を編集できなくなります。
抗菌薬を変更しても他のオーダーには影響しません。 そのため、循環作動薬やステロイドなどのラベルを再発行する必要はありません。
未投与のレシピについても、問題なく編集することができます。
現場での変更や中止のしやすさを確保し、指示出しの柔軟性を保つため、「1つの目的につき1オーダー」の運用を推奨いたします。